投資における投資利益率の考え方

投資で重要な投資利益率

正業だけでなく複数の収入経路を確保したい、将来のために資産形成したいなど投資を始める方の動機は人それぞれです。
これから投資を本格的に勉強しようとしている方、もしくはすでに始めている方もおられるでしょうが、まずは投資利益率についても知っておく必要があります。

ここでは、投資で重要と言われる投資利益率についての基本的な知識や株、不動産投資における利益の仕組み、利益率の目安などについてお伝えします。

投資利益率とは

「そもそも投資利益率っていったい何?」と思った方もおられるでしょう。
もっとも基本となる部分ですからまずはここを理解してください。

投資で得られる利益の割合

投資利益率とは投資を行うことで得られる利益の割合のことを指します。
どれくらいの金額を投資するかは人によって変わってきますが、その投資した金額に対しどれくらいの利益を得られたのか、収益性を示す尺度、指標のことを投資利益率と呼んでいます。

投資利益率の重要性

投資を始める理由は人によってまちまちでしょうが、最終的な目的は利益を得ることと考えている人は多いのではないでしょうか。

しかし、投資はやれば必ず儲かるといった性質のものではありませんし、投資の種類や手法、投資家の考え方によっては収益性が悪くなることも珍しくありません。
利益の出ない、少ない投資をいつまで続けたところで意味はありませんし、投資額に対してどれくらいのリターンがあるかということを投資家は常に考える必要があります。

株式投資で得られる利益の仕組み

投資の代表格とも言われる株式投資ですが、具体的にどのような利益の仕組みになっているのかご存じないという方は少なくありません。
株式投資に興味があるのならまずは利益が得られる仕組みを理解することが大切です。

キャピタルゲインとインカムゲイン

少しでも投資をかじったことがある方ならこの二つのワードを耳にしたこともあるでしょう。
株式投資で利益を得る仕組みも大きく分けてキャピタルゲインとインカムゲインの二つに分けることができます。

キャピタルゲインとは株の売買で生じた差額で利益を得る方法です。
株価が安い時に購入し、高騰した時に売るというスタンダードな利益の得方と言えるでしょう。
株価が底値の時に買って天井で手放せば大きな利益を得ることも可能です。

インカムゲインは株を保有することで生じる配当金や株主優待で利益を得る方法となります。
企業が経済活動を通じて得た利益を株主に還元するという仕組みで、保有している株が多いほど配当金を得られるようになります。

株主優待とは株券を発行している企業からさまざまな優待を得られるもので、商品券やクーポン、食品などが貰えます。
実際には企業によって提供している株主優待はまちまちですし、保有する株の数によっても変わってきます。

最初に目指す利益率の目安

株式投資でどれくらいの利益率を目指せばいいのかということですが、まずは10~15%程度の利益率を目安にしましょう。
もちろん、もっと高く設定することも可能ですが、最初から高く設定してしまうと達成がしづらくなり、挫折してしまう可能性もあります。

そもそも株式投資は慣れた人であってもリスクがついて回ります。その点を考えると、初心者には少々難しいですし、世の中の動向なども読み取る必要がありますから最初から大きな利益を狙うことは難しいのもがあります。

不動産投資で得られる利益の仕組み

利益を得る二つの方法

不動産投資もポピュラーな投資です。
こちらも株式投資同様キャピタルゲインとインカムゲインで利益を得ることが可能です。

不動産投資におけるキャピタルゲインは不動産の売買によって生じた差額が利益となり、土地や建物などの不動産が安い時に購入して高くなれば売ってお金に換えます。

インカムゲインは家賃収入をイメージすると分かりやすいでしょう。
株投資では株式を保有することで配当金が得られましたが、不動産投資では購入した物件を運用することで家賃収入が入ってきます。

最初に目指す利益率の目安

不動産投資における最初に目指す利益率も株投資と同様10~15%くらいとなります。
最低でも10%は欲しいですし、できれば15%くらいの利益率が確保できれば投資としては成功ではないでしょうか。

築年数が数十年経過しているなど、一見して魅力的でない不動産物件でもリフォームやリノベーションを施すことで利回りの良い物件に造り変える変えることも可能です。

初心者向きなのは不動産投資

株式投資も不動産投資も10~15%の利益率を実現できれば大したものです。
どちらも実現不可能な数字ではないのですが、さまざまな知識や洞察力も必要となる株式投資に比べると不動産投資の方が初心者に優しい投資であると言えるでしょう。

不動産投資は特別なスキルや知識もあまり必要ありませんし、初めて投資に取り組むという方にもおススメできます。
利益率が似たようなものなら初心者向けの投資を選んだ方がムダなリスクを回避することもできるでしょう。

投資信託とお金の大切なお話~その2~

NISAや積立NISAなど投資信託への注目度は上がる今、投資信託と上手に付き合うために必要な情報を「お金」の大切なお話を解りやすく解説します

投資信託を運用している会社

投資信託を運用している会社には大きく3つに分けられます

証券会社の子会社

日本ではこのポジションの会社が多く、投資信託を販売する会社と運用する会社がどうしても利害があり親会社からの指示等により自由に運用が出来ないという弊害起きることがしばしばありました。しかし、最近の金融庁の指導等もあり改善されつつありますが元々運用スキルが高くないため、良い投資信託が生まれにくい環境にあります。例えば運用責任者(ファンドマネージャーと呼ばれる人)に異動がつきもので長期視点で運用が出来ていないことも多々起きています。

銀行・保険会社等機関投資家の子会社

証券会社の子会社の次に多いのがこの分類です。もともと彼ら機関投資家は自身でも運用する必要があり元々持っていたノウハウを投資信託運用に転用しているケースが多いです。特に銀行系は証券会社系を上回るシェアを上げてきています。ただし、証券会社系と同様に優秀なファンドマネージャーが少ない、また、異動も多く運用に関して弊害が多いのも事実です。

独立系・外資系の運用会社

最近、増えて来ているのがこの独立系・外資系です。特に独立系は販売店を通さず直接インターネット経由で購入出来る、運用責任者が積極的に情報発信をしていたりと投資家との距離感を良い意味で縮めており投資信託の市民権獲得の良いお手本になっています。また、外資系も日本では販売せず本国でのみ扱っていた優良な投資信託を日本で販売を始めるなど地位をあげて来ています。

自分にあった投資信託の探し方

投資信託の選び方で大切なことは目論見書の読み方を覚える事です。筆者がこの世界に入ったときは非常に難解で電話帳のような厚さの目論見書が今は簡単なパンフレット程度になり重要なポイントは太文字や色付けなどされてとても読みやすくなっています。また、どんなカテゴリー、運用先に関わらず同じフォーマットで統一されているのも理解を深めています。目論見書と同様に大事なが月報で投資信託によっては週報も作成しているところもありますが件数は少ないのでそこは気にしなくてよいでしょう。月報には直近の運用成績が細かく開示されていますので是非、確認してみましょう。見方が解らない場合は投資に強いファイナンシャルプランナーに相談されることをおすすめします。

 

▼執筆者

小峰一真

小峰一真/マネーアドバイザー

記事提供:株式会社マネープランナーズ

投資信託とお金の大切なお話~その1~

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そもそも投資信託とは

「そもそも投資信託とは?」と聞かれてしっかりと答えの出せる人は少ないのではないでしょうか?「銀行で進めてくる?」「ネット買える?」など表面的な内容は理解されていることが多いと思います。投資信託という言葉で一番大切なのは「信託」という言葉です。「信託」とは字のごとく「信じて託す」という事になります。大切な「お金」を誰を信じて託すのか…とても大切な事だと思いませんか?

誰を信じて託しているのか

すでに投資信託を購入している方にお聞きしたいのは「その投資信託は誰を信じて大切なお金を託しているのですか?」これから投資信託の購入を検討している方は「誰を信じて託そうとしているのですか?」、「ネットで調べた情報を…」「銀行の担当者を…」信じるのですか?それで良いのでしょうか…この辺りをしっかりと理解しないと大切なお金を託して良いわけがありません。

投資信託を運用している会社

それでは、もっと簡単に質問をしてみましょう。「その投資信託を運用しているのは誰ですか?」これは意外と知られておらずテレビでお馴染みのファイナンシャルプランナーでも「郵便局が運用している投資信託でさえ…」と発言し業界を驚かせたことがあります。みなさんの大切なお金を運用しているのは購入した銀行でも証券会社でもなく郵便局でもなくアセットマネジメントや投資顧問と言われるような運用会社なのです。この運用会社に直接投資をするケースは日本では少なく大半の投資信託は銀行や証券会社、郵便局なでの販売会社を通して購入する事になります。この方式が皆さんの大切なお金を信じて託す事を難しくしている要因でもあります。

次回は、この運用会社の選び方について解説していきます。

▼執筆者

小峰一真

小峰一真/マネーアドバイザー

記事提供:株式会社マネープランナーズ